【ブラジル】子供が吸引するので靴修理用接着剤を販売禁止【シンナー】

とりあたまφ ★

［リオデジャネイロ　22日　ロイター］
ブラジルの国会は21日、リオデジャネイロで靴の修理に使用する接着剤の販売を
禁止する法案を可決した。
犯罪が多発するリオでは、接着剤がシンナーのように吸引されるケースが多いからだ。

ブラジルの観光のメッカであるリオでは、
路上生活をする子供たちが接着剤をプラスティックのボトルに入れて吸引している。
当局は、多発している少年ギャングによる路上強盗の撲滅に躍起になっている。

法案の立案者、パウロ・メロ議員は22日、禁止の理由を次のように説明した。
「靴用接着剤は靴職人が使用する場合は良いのですが、
同時に極めて強力な麻薬になりうるものなのです。
野放しに販売すれば、青少年のモラルを破壊し、犯罪を激増させる要因になるのです」

21日に国会で成立したこの法案は、
靴修理用接着剤と塗料・ラッカーの揮発性の溶液の販売を非合法化するもの。
この法律は、医薬品の処方箋と同様の法制度が整うまで、靴職人にも適用される。

メロ議員によると、ロッシーナ・マテウス州知事も近くこの法案を承認する予定だという。

引用元
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081103763837.html