議員バンド「Ｇｉ！ｎｚ（ギインズ）」がＣＤ発売・・地方分権や骨髄バンクを歌う

飼育係φ ★

骨髄バンク事業への応援や地方分権などのメッセージを込めた曲を発表してきた
林芳正参院議員（４３）らの自民党国会議員バンド「Ｇｉ！ｎｚ（ギインズ）」が今月、
これまでの活動の集大成となる初のＣＤアルバムを売り出す。
ＣＤは１枚２０００円で、収益の一部は、骨髄移植推進財団に寄付される。

ギインズは１９９７年５月に活動を開始。
初ライブ前には、一部の党幹部から「国会開会中なのに不謹慎だ」との批判もあったが、
すぐに認知され、今では引く手あまた。すでに全国で３０回以上ライブを重ねている。

２回のメンバー交代を経て現在は、林氏と浜田靖一前防衛副長官（４９）、
小此木八郎経済産業副大臣（３９）、松山政司参院議員（４５）の４人。
全員が骨髄バンクにドナー登録している。

アルバムに収められた８曲すべてがオリジナル。
７０年代のニューミュージック風のサウンドを基調に、ロックやフォークソング系の歌もある。

骨髄移植をテーマにした「少しの勇気～Ｐｅａｃｅ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ」は、９８年暮れに
小此木氏が提供した骨髄で命を救われた患者から、
その後「与えられた命を他の人のために使いたい」とのお礼の手紙が
バンクに寄せられたことがきっかけとなり、曲が生まれた。

地方分権を訴える「東京卒業」は、林氏がギインズを始めた時から歌い続けている曲だ。

このほか、松山氏がパキスタンのアフガニスタン難民キャンプを視察した際に感じた
平和への思いを託した「遥かなる想い」や、
浜田氏作詞の、対立を乗り越えて未来を目指す「Ａｇｒｅｅ　ｔｏ　Ｄｉｓａｇｒｅｅ」も含まれている。

１２月１３日夜に東京都内で開かれたクリスマスライブには、観客約１１０人が詰め掛けた。

司会進行は、父親・幸一氏譲りのユーモアたっぷりの浜田氏。
林氏が骨髄移植のエピソードを紹介すると、小此木氏は照れながら
「初当選（９３年）のころは約４万人だった骨髄バンク登録者が今は、２０万人を超えた。
バンクの目標の３０万人を目指して、僕たちも啓発活動を続けたい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/050106/bun029.htm