【環境汚染】帝国ピストンリング、地下水汚染の報告怠る

軌道電子カンタムφ ★

　帝国ピストンリング（本社東京）は29日、岡谷市
神明町にある長野工場敷地内の井戸から国の環境基準を
上回る有害物質の六価クロムを検出し、製品の研磨に使う
油も地中に漏れていた、と発表した。同社は1998年に油漏れを、
2001年に六価クロムの検出を確認しながら水質汚濁防止法に
定められた県への報告を怠っており、県への匿名の告発で発覚した。

　同社によると、研磨用の油は漏れたと考えられる10000リットルのうち
9000リットルはすでに回収したとしている。六価クロムについては、
漏出防止対策の上、汚染度を入れ替えたという。

http://www.shinmai.co.jp/news/20041130/mm041130sha18022.htm