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【医学】赤痢菌による新たな自然免疫回避機構を発見=東大医科研など
- 1 : ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:04/12/03 22:20:25 ID:???
- 赤痢菌はヒトの腸管上皮細胞に感染し、細菌性赤痢を引き起こす。発展途上国では乳幼児を
中心に年間一億人が細菌性赤痢に感染し、死者は数十万人にのぼる。赤痢菌の感染過程を分子
レベルで明らかにすることは、ワクチンを含めた細菌性赤痢の予防法および治療法を開発する
上で非常に重要である。笹川教授らのグループは腸管上皮細胞に侵入した赤痢菌とこれを排除
しようとする宿主細胞との攻防の新たな局面を明らかにした。赤痢菌感染において宿主細胞は
赤痢菌の菌体表面にあるVirGタンパク質をターゲット分子として認識し、VirGタンパク質が
オートファジー関連タンパク質であるAtg5と直接結合することによって、オートファジーが
誘導されることが明らかになった。このことは細胞内に侵入した赤痢菌を宿主細胞が選択的に
認識し、オートファジーと呼ばれる一種の自然免疫機構により排除しようとすることを示している。
それに対して、赤痢菌はIcsBというタンパク質を分泌し、分泌されたIcsBタンパク質がAtg5と
VirGタンパク質との結合を競合的に阻害することによってオートファジーによる菌体の認識
および殺菌を回避していることが明らかになった。本論文の成果はリステリア菌やレジオネラ菌
などの細胞内寄生菌の宿主細胞による認識機構およびその回避機構解明の端緒となることが
期待され、ひいては細菌感染症に対する予防法および治療法を開発する上で重要な手掛かりと
なることが期待される。
引用元
http://www.jst.go.jp/pr/info/info135/index.html
Escape of Intracellular Shigella from Autophagy
Michinaga Ogawa, Tamotsu Yoshimori, Toshihiko Suzuki, Hiroshi Sagara, Noboru Mizushima, and Chihiro Sasakawa
Published online December 2 2004; 10.1126/science.1106036 (Science Express Reports )
- 2 :名無しのひみつ:04/12/03 22:21:47 ID:zVmqTbE+
- レッドキング
- 3 :名無しのひみつ:04/12/03 22:24:00 ID:5M7VuzHz
- ぺ
- 4 :万年救護大本尊の朴蓮:04/12/03 23:21:23 ID:O3byAk+4
- 死に神赤痢箘
- 5 :志賀潔Jr:04/12/03 23:45:55 ID:DToXQzw8
- 腸内細菌がすごく大事なことはわかった。
ヤクルトもいいかも。
菌体自体が効果を発揮するのですね。
- 6 :名無しのひみつ:04/12/04 01:33:44 ID:XH1Djcs1
- 赤痢菌の感染の仕組を良く研究すると、予防の難しい細菌や病原体が
開発できるというわけなんですね。
- 7 :名無しのひみつ:04/12/05 08:32:35 ID:TMSG5kyD
- ほほう
オートファジー:細胞内のたんぱく質、自ら食べ生き延びる めざせ!不老長寿
◇「オートファジー」に注目
生き物が、自分の細胞のたんぱく質を栄養分に変えて生き延びる「オートファジー」
という生命活動が注目されている。たんぱく質をアミノ酸に分解し、わが身を飢えから
守るのだ。近年、この機能が細胞内をきれいに保つ重要なシステムを担っていることも
分かってきた。オートファジーを活用すれば、不老長寿を目指す抗加齢医学(アンチ
エイジング)への応用も不可能ではないという。【元村有希子、永山悦子】
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20041113ddm016100045000c.html
- 8 :名無しのひみつ:04/12/06 06:28:34 ID:DqkAG9aO
- 俺は赤痢に3回感染した
アメーバ赤痢1回、細菌性が2回だ
ぜんぶインド
- 9 :名無しのひみつ:04/12/07 12:42:15 ID:cDWYpccG
- シガトキシン
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