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【医学】癌遺伝子BCL6が癌抑制遺伝子p53の活性を抑制、B細胞はDNA損傷対策がとれなくなり癌化
- 1 :pureφ ★:04/12/05 23:32:37 ID:???
- 医学 : 癌遺伝子の役割が判明
B細胞リンパ腫では、癌化した免疫細胞は、遺伝的欠陥のために適切な時期に死ぬ能力を
失っている。長年にわたり、B細胞リンパ腫の原因を究明しようと、さまざまな遺伝子の機
能が研究されてきたが、今回、癌遺伝子BCL6の果たす役割が解明された。
R Dalla-FaveraとR Phanは、BCL6が癌抑制遺伝子p53の活性を抑制することを明らかにし
た。抑制は、通常p53の発現の開始に使われる配列の中の2か所にBCL6が結合することに
よって起こる。p53が働けなくなるため、B細胞はDNA損傷対策がとれなくなり、その結果と
して癌が生じる。今回の研究は、このような遺伝的標的を考えに入れた新しい癌治療法の
開発に役立つだろう。
これらの知見で、BCL6がリンパ腫では悪役を演じていることがわかったが、正常な免疫
系では有用な働きをしている可能性も示唆された。BCL6は、細胞が低レベルのDNA損傷を受
け容れて、免疫系細胞に必要な遺伝的変化を遂げられるよう助けているのかもしれない。
Nature Japan Highlight December 02, 2004
http://natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=857&issue=7017
細胞:癌原遺伝子BCL6は胚中心のB細胞におけるp53の発現を抑制する
Ryan T. Phan and Riccardo Dalla-Favera
Nature 432, 635 - 639 (02 December 2004); doi:10.1038/nature03147
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v432/n7017/abs/nature03147_fs.html
- 2 :名無しのひみつ:04/12/05 23:38:14 ID:GKIdeoxp
- 2
- 3 :名無しのひみつ:04/12/05 23:43:02 ID:9M7/0HgU
- >抑制は、通常p53の発現の開始に使われる配列の中の2か所にBCL6が結合することに
>よって起こる。
ようするに遺伝子BCL6の産物が
癌化を抑止するp35遺伝子のサイレンサーたむぱくってこと?
- 4 :名無しのひみつ:04/12/05 23:47:42 ID:YGpoGAjF
- 4さま
- 5 :名無しのひみつ:04/12/06 00:02:54 ID:wHT0TlXV
- 人いねーな
- 6 :名無しのひみつ :04/12/06 00:16:27 ID:7mA1HPnd
- BCLファン
- 7 :名無しのひみつ:04/12/06 10:14:54 ID:U4qytZ7v
- 何でもかんでもp53と結びつける風潮から、とっくの昔に分かっていても良さそうなもんだが。
- 8 :万年救護大本尊の朴蓮:04/12/06 12:52:51 ID:7+spNEUt
- 機関車のD51なら知ってる
- 9 :名無しのひみつ:04/12/06 13:28:36 ID:a+ees/dY
- いまさら感しかないような・・・
たぶん、BCL−6の”6”が一番のポイントなんだろうなぁ
- 10 :名無しのひみつ:04/12/07 00:01:45 ID:atmF/i/T
- まだp53ファミリーって解明されてないんだ・・・・
- 11 :名無しのひみつ:05/01/10 00:04:25 ID:qj1Mwk6N
- 要するに、抗体遺伝子のハイパーミューテーションにとって
p53の修復機能は邪魔になるから、BCL-6がp53の発現を抑制するのではないか??
ってことか。
ところで、BCLって何の略だ?
BCLファミリーだとBCL-2が有名だが。
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