【感染症】鼠咬症で２人死亡　ペットのネズミから感染…米国

異常プリオンφ ★

★ネズミから感染、鼠咬症で２人死亡　米、ハムスターで病気も

　ペットのネズミからうつったとみられる鼠咬（そこう）症と呼ばれる珍しい細菌感染症で、
米国の女性２人が昨年死亡したことが分かり、米疾病対策センター（ＣＤＣ）は６日
「ネズミに触る時やかごの掃除の際は手袋をして、手洗いも頻繁に」と注意を呼び掛けた。
　これとは別に、ペットのハムスターにかまれた男児（３つ）が今年、細菌が原因でまれに
死亡例もある野兎（やと）病にかかったことも判明した。
　鼠咬症の１人はフロリダ州のペットショップ店員（５２）で、頭痛や下痢で病院を訪れた
約１２時間後に死亡した。病院に行く４日前に店でネズミに指をかまれていた。
　自宅で９匹のネズミを飼っていたワシントン州の女性（１９）は３日ほど熱や頭痛を訴えた後、
救急搬送の途中に死亡した。
　鼠咬症はネズミにかまれたり、排せつ物が口に入ったりして起きる。ペニシリンなどの
抗生物質が効くが、治療しないと７－１０％が死亡する。
　国立感染症研究所の山田章雄獣医科学部長によると、鼠咬症は確定診断が難しい
こともあり、日本での報告は見当たらない。しかし原因菌は国内のネズミにも常在しており、
注意が必要という。また、野兎病は日本でも過去に東北地方を中心に報告例があるが、
米国の菌に比べ病原性は低い。

産経新聞　http://www.sankei.co.jp/news/050107/kok059.htm

・米疾病対策センター(CDC）　http://www.cdc.gov/

【感染症】鼠咬症で２人死亡 ペットのネズミから感染…米国

【感染症】鼠咬症で２人死亡　ペットのネズミから感染…米国